ブラック企業の見極め方
就職シーズンが来ると何かと話題になるブラック企業。一体どんな会社がブラック企業と言われているのでしょうか?求人サイトでの求人選びの観点からブラック企業を見極めるポイントをご紹介します。
採用人数が10名以上の大量採用
大企業を除きこのパターンはかなり危険と言えます。考えられる理由は社員が一気に辞めているということでしょう。通常であれば社員が一気に辞めることはよっぽどのことがない限りあり得ませんが、この場合は新卒が主な原因だと推測できます。業務を教えることが出来ない上司、そして新卒にも容赦なく厳しい業務内容。会社は学校ではありませんが、新人をほったらかしにする会社はお先真っ暗です。
年中求人サイトに掲載している
新しい人材を入れてもすぐにいなくなる。離職率が高い証拠です。文面では「事業拡大」とうたっていても、中小規模の会社ではあまり通用しないワードで、むしろ危険な香りがします。
いろんな求人サイトに掲載している
人手が足りなくて焦っている証拠です。人が入ってもこの姿勢は変わらず、新人には過酷な業務が待っているでしょう。なぜなら人が入って楽になるのは上司だからです。
若手でも役員をアピールしている
これは間違いなく入社前からプレッシャーをかけていますね。言い方を変えれば「君と同い年が頑張って役員になっている」という事です。入社した際は、同じように役員を目指さざる得ない状況で働かされることでしょう。
実力主義・能力主義・正解主義
もはやブラック企業の代名詞です。仕事が出来ない人への救済処置はありません。問答無用で切りにかかります。こういった会社に限って役員クラスは山の如し全く変動しません。早々に中堅に昇格して、自分の仕事もままならないのに部下を抱え、そのまま過労でリタイアが王道。昇格を狙う場合はちゃんとした段階を踏みましょう。
楽しそうな写真・看板娘のごり押し
もはや何が目的なのか分らなくなります。「楽しそうな写真や可愛い子の写真を掲載すれば応募が増えるだろう」といった浅はかな考え。言うまでもなく採用担当は相当なお馬鹿さんです。大学のサークルメンバー集めほど人材採用は甘くありません。